本日の主なトピック #
- Amazon OpenSearch Service: Cluster Insights が AWS マネジメントコンソールから直接確認可能になり、EventBridge との連携も開始されました。
- AWS Direct Connect: BGP セッションの健全性やルート数を監視するための CloudWatch メトリクスが追加され、運用の自動化が容易になりました。
- AWS Elemental MediaTailor: 欧州(ロンドン)リージョンでの提供が開始され、英国・北欧地域での低遅延な広告配信が可能になりました。
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Amazon OpenSearch Service コンソールおよび Amazon EventBridge イベントから Cluster Insights へのアクセスが可能に #
投稿日: 2026年03月30日
何ができるようになったのか #
Amazon OpenSearch Service の Cluster Insights が、従来の OpenSearch UI Dashboards に加えて、AWS マネジメントコンソールからも直接アクセスできるようになりました。また、Cluster Insights のインサイトが Amazon EventBridge のイベントとして発行されるようになり、自動化されたモニタリングや対応が可能になりました。
何が嬉しいのか #
パフォーマンスやレジリエンス(回復力)に関する推奨事項の確認と、それに基づいた構成変更を同じコンソール内で行えるようになり、運用の利便性が向上します。また、EventBridge との連携により、重要なインサイトが発生した際に自動的に通知を送ったり、修復アクションを実行したりする仕組みを構築できます。
これまでとどう変わるのか #
- これまで: Cluster Insights を確認するには、OpenSearch UI Dashboards にアクセスする必要がありました。
- これから: AWS マネジメントコンソールから直接確認できるほか、EventBridge を通じてイベントとして監視することが可能になります。
具体的なユースケース #
- コンソールでの管理: マネジメントコンソールでクラスタの設定を変更しながら、同時に Cluster Insights の推奨事項をチェックして最適化を図る。
- 自動通知の構築: EventBridge を利用して、新しいインサイト(例えば、シャードの不均衡など)が検出された際に、Slack やメールで管理者に通知する。
AWS Direct Connect が BGP モニタリング用の CloudWatch メトリクスを追加 #
投稿日: 2026年03月30日
何ができるようになったのか #
AWS Direct Connect が、仮想インターフェース (VIF) における Border Gateway Protocol (BGP) セッションの健全性とルート数を可視化するための 3 つの新しい Amazon CloudWatch メトリクスを公開しました。
VirtualInterfaceBgpStatus: BGP セッションの状態をレポート。VirtualInterfaceBgpPrefixesAccepted: オンプレミスから受信したプレフィックス数を追跡。VirtualInterfaceBgpPrefixesAdvertised: AWS がオンプレミスにアドバタイズしているルート数を監視。
何が嬉しいのか #
BGP セッションの状態やルートの増減を CloudWatch でネイティブに監視できるようになります。これまで必要だったカスタムスクリプト(Lambda など)や、オンプレミス側の監視ツールとの複雑な連携が不要になり、運用負荷が軽減されます。また、プレフィックスの上限に達する前にアラームを飛ばすことで、通信断を未然に防ぐことが可能です。
これまでとどう変わるのか #
- これまで: BGP セッションの障害を検知するには、カスタム Lambda を実装したり、オンプレミス側から API をポーリングしたりする必要がありました。
- これから: CloudWatch の標準メトリクスとして提供されるため、既存のダッシュボードやアラーム設定に組み込むだけで監視が可能になります。
具体的なユースケース #
- 障害検知の自動化:
VirtualInterfaceBgpStatusにアラームを設定し、セッション切断時に即座に通知を受け取る。 - プレフィックス制限の監視:
VirtualInterfaceBgpPrefixesAcceptedを監視し、制限値に近づいたら通知することで、意図しないセッションの Idle 化を防止する。 - 設定変更の確認: AWS 側からのルートアドバタイズ状況を監視し、設定変更後の挙動を正確に把握する。
AWS Elemental MediaTailor が欧州 (ロンドン) リージョンで利用可能に #
投稿日: 2026年03月30日
何ができるようになったのか #
AWS Elemental MediaTailor が欧州 (ロンドン) リージョン (eu-west-2) で利用可能になりました。これにより、ロンドン リージョンで SSAI (Server-Side Ad Insertion) および SGAI (Server Guided Ad Insertion) を活用したパーソナライズ広告の挿入やチャンネルアセンブリが可能になります。
何が嬉しいのか #
北欧や英国周辺の視聴者に対して、より低いレイテンシーで広告挿入ワークロードを提供できるようになります。これにより、広告の決定や配信の遅延が解消され、広告のフィルレート(広告在庫の消化率)の向上が期待できます。また、すでに欧州 (アイルランド) リージョンを利用している顧客にとっては、冗長性の確保やキャパシティの拡張が可能になります。
これまでとどう変わるのか #
- これまで: 欧州で MediaTailor を利用する場合、アイルランド リージョンなどが主な選択肢でした。
- これから: ロンドン リージョンも選択肢に加わり、地理的な近接性を活かした配信や、リージョン間での冗長構成が容易になります。
具体的なユースケース #
- 英国・北欧向けライブ配信: ロンドン リージョンから広告を挿入することで、視聴者体験を損なわずにパーソナライズ広告を配信する。
- マルチリージョン構成: アイルランドとロンドンの両リージョンで MediaTailor を稼働させ、高可用な動画配信基盤を構築する。