本日の主なトピック #
- AI開発の進化: AWS Serverless用エージェントプラグインの発表や、SageMaker Studio / Unified Studio での Kiro/Cursor サポートにより、AIを活用した開発体験が大幅に向上しました。
- Auroraの利便性向上: Aurora PostgreSQL が無料利用枠に対応し、さらに「Express Configuration」により数秒でのデータベース作成と VPC 外からのセキュアな接続が可能になりました。
- 次世代インスタンスの拡大: 第5世代 AMD EPYC 搭載の M8a インスタンスや、Graviton4 搭載R8gd インスタンスの提供リージョンが拡大されました。
- データベース運用の効率化: DMS Schema Conversion の GenAI 対応が東京・大阪を含むリージョンに拡大され、Valkey を利用した JDBC 自動クエリキャッシュ機能も追加されました。
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AWS Serverless用エージェントプラグインによりAI支援開発を加速 #
投稿日: 2026年03月25日
何ができるようになったのか #
AWS Serverless用エージェントプラグインが発表されました。これにより、Kiro、Claude Code、CursorなどのAIコーディングアシスタントを使用して、サーバーレスアプリケーションの構築、デプロイ、トラブルシューティング、管理が容易になります。このプラグインは、スキル、サブエージェント、フック、およびModel Context Protocol (MCP) サーバーをモジュール式のユニットとしてパッケージ化しており、AWS Lambda、Amazon API Gateway、AWS Step Functionsなどの開発に必要なガイダンスを動的にロードします。
何が嬉しいのか #
開発者は、AIアシスタントを通じてAWSのベストプラクティスに基づいたサーバーレスアーキテクチャを迅速に構築できるようになります。IaC(AWS SAMやAWS CDK)のプロジェクトセットアップ、再利用可能なコンストラクトの利用、CI/CDパイプラインの自動化などが効率化され、ローカルテストから本番環境への移行がスムーズになります。
これまでとどう変わるのか #
- これまで: AIアシスタントを使用してサーバーレス開発を行う際、AWS固有のベストプラクティスや最新のIaC構文を正確に反映させるには、個別に指示を与えたり、コンテキストを補完する必要がありました。
- これから: エージェントプラグインを導入(例:Claude Codeで
/plugin install aws-serverlessを実行)するだけで、AIがAWSサーバーレス開発に特化した専門知識を直接活用できるようになります。
具体的なユースケース #
- 新規プロジェクトの立ち上げ: AIに「API GatewayとLambdaを使用したREST APIの雛形をAWS CDKで作って」と依頼し、即座にベストプラクティスに沿ったコードを生成する。
- トラブルシューティング: Lambda関数のエラーログをAIに分析させ、原因特定と修正案の提示をエージェント経由で自動化する。
Amazon Aurora PostgreSQL が AWS 無料利用枠で利用可能に #
投稿日: 2026年03月25日
何ができるようになったのか #
Amazon Aurora PostgreSQL が AWS 無料利用枠に対応しました。新規のお客様は、サインアップ時に100ドルのAWSクレジットを受け取り、さらにAmazon RDSを含むサービスを利用することで最大100ドルの追加クレジットを獲得できます。この「無料プラン」アカウントを使用して、Aurora PostgreSQL Serverless クラスターを数秒で作成し、クエリを実行することが可能になります。
何が嬉しいのか #
これまで Aurora は高機能なエンタープライズ向けデータベースとして位置づけられ、試用には一定のコストがかかっていましたが、無料枠により開発者やスタートアップがリスクなしで Aurora の性能や機能を試せるようになりました。Express Configuration を使用することで、VPCの設計などの手間を省いてすぐに利用開始できます。
これまでとどう変わるのか #
- これまで: Aurora の利用を開始するには、最小構成であっても初期費用が必要でした。また、VPC内でのインスタンス起動など、セットアップに数分から数十分かかるのが一般的でした。
- これから: 無料利用枠により、コストを気にせず Aurora を使い始めることができます。また、新しい「Express Configuration」により、数秒でクエリ可能な状態になります。
具体的なユースケース #
- プロトタイプの開発: コストを抑えつつ、Aurora Serverless のオートスケーリング機能を活用したアプリケーションを試作する。
- 学習・検証: PostgreSQL との互換性や、Aurora 特有のパフォーマンス向上機能を実際に体験する。
Amazon Aurora PostgreSQL が数秒でのデータベース作成と接続をサポート #
投稿日: 2026年03月25日
何ができるようになったのか #
Amazon Aurora PostgreSQL において、Express Configuration(特急設定)を使用してクラスターを作成できるようになりました。これにより、Aurora Serverless データベースを数秒で作成し、すぐにクエリを実行できます。この設定で作成されたクラスターは VPC の外に配置され、インターネットアクセスゲートウェイを介して、お気に入りの開発ツールから VPN や Direct Connect なしで安全に接続できます。
何が嬉しいのか #
開発者は複雑なネットワーク設計(VPC、サブネット、ルートテーブルなど)を行うことなく、クラウド上にデータベースを迅速に立ち上げることができます。また、デフォルトで IAM 認証が設定されるため、パスワード管理の手間も軽減されます。
これまでとどう変わるのか #
- これまで: Aurora クラスターを作成するには VPC の設計が必須であり、外部から接続するためには踏み台サーバーや VPN、Direct Connect などの追加構成が必要でした。
- これから: VPC の設計なしで直接インターネット越しに接続できる「インターネットアクセスゲートウェイ」が提供され、数秒で開発を開始できます。
具体的なユースケース #
- ローカル開発環境からの利用: ローカルマシンの Cursor や DBeaver から、AWS上の Aurora データベースへ直接、セキュアに接続して開発を進める。
- 迅速なデモ環境の構築: 短時間でデータベースを用意し、アプリケーションの動作検証を行う。
Amazon EC2 M8a インスタンスが欧州(アイルランド)リージョンで利用可能に #
投稿日: 2026年03月26日
何ができるようになったのか #
汎用 Amazon EC2 M8a インスタンスが AWS 欧州(アイルランド)リージョンで提供開始されました。M8a インスタンスは第5世代 AMD EPYC プロセッサ(コードネーム Turin)を搭載し、最大周波数 4.5 GHz で動作します。M7a インスタンスと比較して、パフォーマンスが最大30%向上し、コストパフォーマンスも最大19%改善されています。
何が嬉しいのか #
M8a インスタンスは、メモリ帯域幅が M7a よりも 45% 向上しており、レイテンシに敏感なワークロードに最適です。特に GroovyJVM ベンチマークでは最大 60%、Cassandra ベンチマークでは最大 39% 高速化されています。
これまでとどう変わるのか #
- これまで: 前世代の M7a インスタンスは第4世代 AMD EPYC プロセッサ(Genoa)を搭載していました。
- これから: 最新の第5世代 AMD EPYC プロセッサと第6世代 AWS Nitro カードを採用し、より高いスループットと優れたパフォーマンスが提供されます。
具体的なユースケース #
- アプリケーションサーバー・データストア: 高性能なコンピューティングとメモリ帯域が必要な Java アプリケーションや Cassandra データベースの実行。
- シミュレーション・レンダリング: 計算負荷の高い科学シミュレーションやグラフィックのレンダリング処理。
Amazon EC2 M8a インスタンスが AWS GovCloud (US-West) リージョンで利用可能に #
投稿日: 2026年03月26日
何ができるようになったのか #
汎用 Amazon EC2 M8a インスタンスが AWS GovCloud (US-West) リージョンで提供開始されました。M8a インスタンスは第5世代 AMD EPYC プロセッサ(コードネーム Turin)を搭載し、最大周波数 4.5 GHz で動作します。M7a インスタンスと比較して、パフォーマンスが最大30%向上し、コストパフォーマンスも最大19%改善されています。
何が嬉しいのか #
M8a インスタンスは、メモリ帯域幅が M7a よりも 45% 向上しており、レイテンシに敏感なワークロードに最適です。特に GroovyJVM ベンチマークでは最大 60%、Cassandra ベンチマークでは最大 39% 高速化されています。
これまでとどう変わるのか #
- これまで: 前世代의 M7a インスタンスは第4世代 AMD EPYC プロセッサ(Genoa)を搭載していました。
- これから: 最新の第5世代 AMD EPYC プロセッサと第6世代 AWS Nitro カードを採用し、より高いスループットと優れたパフォーマンスが提供されます。
具体的なユースケース #
- 政府機関の機密ワークロード: 第5世代 AMD EPYC プロセッサの高い処理能力を必要とするアプリケーション。
- ミッションクリティカルなデータベース: 高性能なコンピューティングとメモリ帯域が必要なデータベースサーバー。
Amazon EC2 R8gd インスタンスがより多くのリージョンで利用可能に #
投稿日: 2026年03月26日
何ができるようになったのか #
最大 11.4 TB の NVMe SSD ストレージを備えた Amazon EC2 R8gd インスタンスが、米国西部(北カリフォルニア)、アジアパシフィック(ソウル、香港、ジャカルタ)、アフリカ(ケープタウン)、カナダ西部(カルガリー)の各リージョンで利用可能になりました。これらのインスタンスは AWS Graviton4 プロセッサを搭載しており、Graviton3 ベースのインスタンスと比べて最大 30% パフォーマンスが向上しています。
何が嬉しいのか #
I/O 集約的なデータベースワークロードで最大 40%、リアルタイムデータ分析のクエリ結果で最大 20% の高速化が実現されます。また、EC2 インスタンス帯域幅の重み付け設定により、ネットワークと EBS 帯域幅を 25% 調整できる柔軟性が追加されました。
これまでとどう変わるのか #
- これまで: 前世代の Graviton3 インスタンスは高性能でしたが、Graviton4 では処理能力が大幅に向上しました。
- これから: Graviton4 による高い計算能力と高速・低遅延なローカル SSD ストレージを、より多くのグローバルリージョンで活用できるようになります。
具体的なユースケース #
- 高性能データベース: 高速なローカルストレージと高い CPU パフォーマンスを必要とするデータベース(NoSQL、分散DBなど)。
- リアルタイム分析: 大規模なデータセットに対する低遅延な分析処理。
Amazon SageMaker Studio がリモート IDE として Kiro と Cursor をサポート #
投稿日: 2026年03月26日
何ができるようになったのか #
Amazon SageMaker Studio に Kiro および Cursor IDE からリモート接続できるようになりました。データサイエンティストや ML エンジニアは、慣れ親しんだローカルの Kiro/Cursor 環境(仕様駆動開発や会話型コーディング機能など)を維持しながら、SageMaker Studio のスケーラブルな計算リソースにアクセスできます。
何が嬉しいのか #
ローカル IDE とクラウドインフラストラクチャ間でのコンテキスト切り替えが不要になります。AWS Toolkit 拡張機能を使用することで、セキュアに認証し、数クリックで SageMaker Studio の開発環境に接続できるため、AI モデルの開発やデータ分析の効率が大幅に向上します。
これまでとどう変わるのか #
- これまで: SageMaker Studio 上での開発には、JupyterLab や Code Editor (Code-OSSベース) をブラウザ経由で利用するのが一般的でした。
- これから: ローカルにインストールされた高度な AI コーディング機能を備えた Cursor や Kiro をそのまま使って、SageMaker の強力な計算リソース上でコードを実行できるようになります。
具体的なユースケース #
- AI モデルの開発: Cursor の AI 支援機能を活用して複雑な機械学習モデルのコードを記述し、そのトレーニングを SageMaker Studio の GPU インスタンス上で実行する。
- データ分析: 大規模なデータセットの分析を、使い慣れたローカル IDE のプラグインや設定を維持したまま SageMaker のマネージド環境で実行する。
AWS AppConfig が機能フラグのロールアウト中に高度なターゲティング機能を追加 #
投稿日: 2026年03月26日
何ができるようになったのか #
AWS AppConfig のデプロイ機能が強化され、段階的なロールアウト中(数分〜数時間かけて展開する際)に、特定のセグメントや個別のユーザーに対して機能フラグや設定値の値をターゲティングできるようになりました。
何が嬉しいのか #
新しい機能を全ユーザーに徐々に開放していく過程で、特定のユーザー層(例:社内テスター、特定の地域など)に優先的に機能を適用したり、逆に特定の環境(例:特定のデバイスID)での動作を制御したりすることが可能になります。AppConfig Agent を使用することで、エンティティ識別子に基づいた「スティッキー(固定)」なターゲティングが保証されます。
これまでとどう変わるのか #
- これまで: AppConfig の段階的ロールアウトは主にパーセンテージベースで行われ、個別のユーザーを指定して「このユーザーには必ず新しいフラグを適用する」といった細かな制御は困難でした。
- これから: ロールアウトのライフサイクル全体を通じて、個別のユーザーIDなどを用いた精密な制御が可能になります。
具体的なユースケース #
- カナリアリリース: 全ユーザーの 5% に機能を公開しつつ、同時に「開発チーム全員のユーザーID」に対しても新機能を強制的に適用して動作を確認する。
- 特定の顧客への先行提供: プレミアムユーザーに対してのみ、段階的ロールアウトの初期段階から新機能を提供する。
Aurora DSQL が Ruby アプリケーション構築を簡素化するコネクタを発表 #
投稿日: 2026年03月26日
何ができるようになったのか #
Aurora DSQL 用の Ruby コネクタ(pg gem)がリリースされました。これにより、IAM トークンの生成、SSL 設定、コネクションプーリングなどが自動化され、Ruby アプリケーションから Aurora DSQL への接続が非常に容易になります。
何が嬉しいのか #
開発者は従来のユーザー生成パスワードを管理する必要がなくなり、セキュリティリスクが軽減されます。コネクタが自動的に IAM 認証トークンを生成し、有効なトークンを維持するため、開発者はデータベース接続の複雑さを意識することなく、アプリケーション開発に集中できます。また、オプティミスティック同時実行制御(OCC)のリトライ機能もオプションで提供されます。
これまでとどう変わるのか #
- これまで: Ruby アプリケーションから IAM 認証を使用して Aurora DSQL に接続するには、IAM トークンの生成や SSL の構成などを手動で実装する必要がありました。
- これから: pg gem に統合されたコネクタを使用することで、標準的なデータベース接続と同様のシンプルさでセキュアな接続が可能になります。
具体的なユースケース #
- Ruby on Rails アプリケーション: Aurora DSQL をバックエンドとした高可用・スケーラブルな Web アプリケーションの構築。
- データ処理スクリプト: IAM 認証を利用したセキュアなデータ操作を Ruby スクリプトで実装する。
GenAI を活用した AWS DMS Schema Conversion が東京、大阪を含む10リージョンで利用可能に #
投稿日: 2026年03月20日
何ができるようになったのか #
GenAI を活用した AWS Database Migration Service (DMS) Schema Conversion が、東京、大阪、シドニー、アイルランド、ロンドンなど新たに10リージョンで提供開始されました。この機能は Amazon Bedrock の Claude 3.5 Sonnet v2 などの基盤モデルを利用して、データベーススキーマとコードの変換を自動化します。
何が嬉しいのか #
日本のリージョン(東京、大阪)で利用可能になったことで、国内のデータを国外に持ち出すことなく、低レイテンシで移行作業を行うことができます。Oracle、SQL Server、MySQL、PostgreSQL、Sybase から Amazon Aurora PostgreSQL や Amazon RDS for PostgreSQL への変換作業が大幅に効率化されます。
これまでとどう変わるのか #
- これまで: スキーマ変換作業には多くの手作業が必要であり、大規模な移行プロジェクトでは多大な時間と工数がかかっていました。また、GenAI 機能は利用できるリージョンが限られていました。
- これから: 日本国内のリージョンで Bedrock の強力な AI モデルを直接活用してスキーマ変換を自動化でき、データベースの近代化を加速できます。
具体的なユースケース #
- レガシーデータベースの脱却: 商用データベース(Oracle等)から OSS ベースの Aurora への移行時に、複雑な PL/SQL コードの自動変換。
- データレジデンシー要件への対応: 国内のリージョン内ですべての移行・変換処理を完結させる必要があるシステムの近代化。
AWS HealthOmics がバッチ実行操作を導入 #
投稿日: 2026年03月24日
何ができるようになったのか #
AWS HealthOmics において、1つのリクエストで最大 100,000 件のワークフローを実行できる「バッチ実行送信(Batch Run Submission)」機能が導入されました。これにより、数千ものサンプルを扱う大規模なゲノミクス実験を、個別の実行リクエストを送ることなく一括で管理できるようになります。
何が嬉しいのか #
大量の実行リクエストを1つずつ送信・追跡する手間(オーバーヘッド)が大幅に軽減されます。また、共通の構成をすべての実行で共有しつつ、特定のパラメータだけを個別にオーバーライドすることも可能です。新しいバッチIDを使用して、バッチ全体の一括キャンセルや削除、進捗監視も容易に行えます。
これまでとどう変わるのか #
- これまで: 数万のサンプルを処理する場合、個々のワークフロー実行ごとにリクエストを発行する必要があり、オーケストレーションが複雑になりがちでした。
- これから: 単一の API コールで大規模なワークフローを一括送信でき、管理が大幅にシンプルになります。
具体的なユースケース #
- 大規模な全ゲノム解析: 数千人分のゲノムデータを同じワークフローで一斉に処理するプロジェクト。
- バイオインフォマティクス・パイプラインの自動化: 定期的に発生する大量のサンプル処理をバッチとして一括投入し、進捗を効率的に管理する。
AWS Advanced JDBC Wrapper が Valkey による自動クエリキャッシュをサポート #
投稿日: 2026年03月26日
何ができるようになったのか #
AWS Advanced JDBC Wrapper が Valkey(Amazon ElastiCache for Valkey を含む)を用いた自動的な JDBC クエリキャッシュをサポートするようになりました。これにより、Aurora や RDS(PostgreSQL、MySQL、MariaDB)のクエリ結果セットを、数ステップの設定だけで Valkey に自動保存・取得できるようになります。
何が嬉しいのか #
開発者はキャッシュ処理のためのコードを手動で記述する必要がなくなります。頻繁にアクセスされるデータの読み取り回数を削減し、読み取りレイテンシを低下させることで、アプリケーションのパフォーマンス向上とコスト削減が期待できます。Hibernate や Spring Data などのフレームワークともシームレスに連携します。
これまでとどう変わるのか #
- これまで: JDBC クエリの結果をキャッシュする場合、開発者がキャッシュへの保存・取得ロジックを独自に実装する必要がありました。
- これから: ラッパーの依存関係を追加し、プラグインを有効化するだけで、アプリケーションコードを大幅に変更することなくキャッシュ機能を導入できます。
具体的なユースケース #
- 高頻度アクセスの Web アプリケーション: 商品カタログやユーザープロフィールなど、変更頻度が低く頻繁に参照されるデータのキャッシュ。
- 読み取り集中型のデータベース負荷軽減: データベースのリードレプリカを増設する代わりに、キャッシュを利用してコストを最適化する。
AWS ParallelCluster 3.15 が P6-B300 インスタンスと Slurm 25.11 をサポート #
投稿日: 2026年03月25日
何ができるようになったのか #
AWS ParallelCluster 3.15 が一般提供されました。このリリースでは、最新の NVIDIA Blackwell GPU を搭載した P6-B300 インスタンスがサポートされ、ジョブスケジューラである Slurm がバージョン 25.11(ジョブの再キューイングの迅速化などを含む)にアップグレードされました。
何が嬉しいのか #
開発者や R&D 部門は、NVIDIA Blackwell インフラストラクチャ上で非常に要求の厳しい AI/ML ワークロードやハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)を実行できるようになります。また、EFA ネットワーク構成のデフォルト設定が改善され、ネットワークインターフェースのカスタマイズ性も向上しました。
これまでとどう変わるのか #
- これまで: 前世代の GPU インスタンスを用いた HPC クラスターが一般的でした。
- これから: 最新の Blackwell GPU リソースを ParallelCluster を介して容易に管理・運用でき、計算リソースの利用効率が向上します。
具体的なユースケース #
- 大規模な AI モデルのトレーニング: 最新の GPU インスタンスを活用したディープラーニングモデルの高速学習。
- 複雑な科学・エンジニアリングシミュレーション: 多数のノードを用いた大規模な並列計算。
AWS Transfer Family が AS2 メッセージの非同期 MDN 受信をサポート #
投稿日: 2026年03月25日
何ができるようになったのか #
AWS Transfer Family において、AS2(Applicability Statement 2)プロトコルを用いたメッセージ送信時に、MDN(Message Disposition Notification:メッセージ開封通知)を非同期で受信できるようになりました。
何が嬉しいのか #
取引先パートナーのメッセージ処理時間が長かったり、ネットワーク制約により同期 MDN(メッセージのレスポンスとして即座に返される MDN)が利用できない場合でも、AS2 ワークフローを Transfer Family に移行できます。同期と非同期の両方の MDN リクエストに対応したことで、パートナー側のシステム構成を変更することなく AWS への移行が可能になります。
これまでとどう変わるのか #
- これまで: Transfer Family での AS2 送信は主に同期 MDN に限られていたため、非同期 MDN が必須のパートナーとの統合が困難な場合がありました。
- これから: パートナー側のネットワーク環境や処理時間に合わせて、より柔軟に AS2 通信を構成できます。
具体的なユースケース #
- サプライチェーン・電子データ交換 (EDI): ヘルスケアや小売、製造業における、取引先パートナーとのセキュアな B2B データ交換。
- レガシーシステムのクラウド移行: 既存の取引先が非同期 MDN のみをサポートしている場合でも、自社の AS2 サーバーを Transfer Family に置き換える。
Amazon SageMaker Unified Studio が Cursor IDE からのリモート接続をサポート #
投稿日: 2026年03月25日
何ができるようになったのか #
次世代の Amazon SageMaker である「Amazon SageMaker Unified Studio」に対し、Cursor IDE からリモート接続できるようになりました。AWS Toolkit 拡張機能を通じて、Cursor の AI パワー(コード補完、自然言語編集など)を最大限に活用しながら、SageMaker のスケーラブルな計算リソース上でデータ処理や ML ワークロードを実行できます。
何が嬉しいのか #
開発者は、ローカルの Cursor 環境に設定したカスタムルールや拡張機能、AI モデルの好みを維持したまま、Amazon EMR、AWS Glue、Amazon Athena などのデータ分析サービスや機械学習ワークフローにシームレスにアクセスできます。認証は IAM を介して安全に行われます。
これまでとどう変わるのか #
- これまで: SageMaker Unified Studio 上での開発には、JupyterLab や Code Editor をブラウザ経由で利用するのが一般的でした。
- これから: ローカルにインストールされた Cursor をインターフェースとして、SageMaker のマネージド環境でコードを実行・管理できるようになります。
具体的なユースケース #
- AI 支援型データ分析: Cursor の AI にデータ処理コードを生成させ、それを SageMaker Unified Studio 経由で Amazon EMR クラスター上で実行する。
- データエンジニアリング: 複雑な ETL 処理をローカルの Cursor で開発し、クラウド上のスケーラブルなインフラでテスト・実行する。
AWS Storage Gateway Terraform モジュールが Amazon Linux 2023 をサポート #
投稿日: 2026年03月26日
何ができるようになったのか #
AWS Storage Gateway の Terraform モジュールが Amazon Linux 2023 (AL2023) をサポートしました。これにより、S3 File Gateway、Tape Gateway、Volume Gateway のすべてのゲートウェイタイプで、AL2023 ベースのデプロイを IaC(Infrastructure as Code)で管理できるようになります。
何が嬉しいのか #
AL2023 を採用することで、セキュリティの向上、信頼性の確保、および運用管理の簡素化が図れます。新しいモジュールでは IMDSv2 がデフォルトで有効化されるほか、Terraform 操作中の意図しないゲートウェイの再起動が防止され、Active Directory 統合などの設定も簡素化されます。
これまでとどう変わるのか #
- これまで: Storage Gateway の IaC デプロイでは、前世代の OS(Amazon Linux 2 など)をベースにするのが一般的でした。
- これから: 最新のセキュリティ機能を備えた AL2023 ベースのゲートウェイを、Terraform を使用してより安全かつ安定した方法で構築・運用できます。
具体的なユースケース #
- セキュリティ強化: IMDSv2 を必須としたゲートウェイを Terraform で構築し、認証情報の窃取や SSRF 攻撃に対する防御を強化する。
- プライベート接続の構築: EC2 ベース의 ゲートウェイに Elastic IP (EIP) をオプションで付与し、プライベートな環境でのアクティベーションを実現する。
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