本日の主なトピック #
- EC2 G7e インスタンスの東京リージョン提供開始: NVIDIA Blackwell GPU 搭載の最新インスタンスが利用可能に。
- Intel Xeon 6 搭載 EC2 インスタンスの拡大: M8i-flex, R8i, X8i 各シリーズが東京を含む複数リージョンで提供開始。
- ACM の証明書有効期間短縮: 業界標準に合わせ、パブリック証明書のデフォルト有効期間が 198 日に変更。
- Aurora DSQL 専用コネクタのリリース: Go, Python, Node.js 用コネクタにより IAM 認証が簡素化。
- AWS Clean Rooms のカタログ連携強化: リモートの Apache Iceberg カタログを直接サポート。
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Amazon EC2 G7e インスタンスがアジアパシフィック(東京)リージョンで利用可能に #
投稿日: 2026年02月19日
何ができるようになったのか #
NVIDIA RTX PRO 6000 Blackwell Server Edition GPU を搭載した Amazon EC2 G7e インスタンスが、アジアパシフィック(東京)リージョンでも利用可能になりました。G7e インスタンスは、前世代の G6e と比較して推論パフォーマンスが最大 2.3 倍向上しています。最大 8 基の GPU(各 96 GB メモリ)、第 5 世代 Intel Xeon プロセッサ、最大 1600 Gbps のネットワーク帯域幅を備えています。
何が嬉しいのか #
大規模言語モデル(LLM)、エージェント AI、マルチモーダル生成 AI、物理 AI モデルのデプロイにおいて、非常に高いパフォーマンスを発揮します。また、空間コンピューティングや、グラフィックスと AI 処理の両方を必要とするワークロードに最適です。NVIDIA GPUDirect P2P や EFA を介した RDMA もサポートしており、マルチ GPU やマルチノード構成での遅延を最小限に抑えることができます。
これまでとどう変わるのか #
- これまで: G7e インスタンスは米国の一部のリージョン(オレゴン、バージニア北部、オハイオ)でのみ利用可能でした。
- これから: 東京リージョンでも G7e インスタンスが利用可能になり、日本国内のユーザーに近い場所で最新の GPU インスタンスを活用できるようになります。
具体的なユースケース #
- 大規模な生成 AI モデルの推論実行
- 空間コンピューティング(デジタルツインや 3D レンダリング)
- グラフィックスと AI を組み合わせた高度なシミュレーション
Amazon EC2 M8i-flex インスタンスが、さらに多くの AWS リージョンで利用可能に #
投稿日: 2026年02月19日
何ができるようになったのか #
カスタムの Intel Xeon 6 プロセッサを搭載した Amazon EC2 M8i-flex インスタンスが、アジアパシフィック(マレーシア、ソウル、シンガポール、東京)、欧州(フランクフルト)、カナダ(中部)の各リージョンで新たに利用可能になりました。M8i-flex インスタンスは、前世代の Intel ベースのインスタンスと比較して価格パフォーマンスが最大 15% 向上し、メモリ帯域幅が 2.5 倍に拡大しています。
何が嬉しいのか #
汎用的なワークロードにおいて、コスト効率良く高いパフォーマンスを得られます。特に、M7i-flex インスタンスと比較して、PostgreSQL データベースで最大 30%、NGINX ウェブアプリケーションで最大 60%、AI 深層学習推奨モデルで最大 40% 高速化されています。計算リソースをフルに活用しないアプリケーションにとって、最適な選択肢となります。
これまでとどう変わるのか #
- これまで: M8i-flex インスタンスは一部のリージョンでのみ提供されていました。
- これから: 東京リージョンを含む多くの主要リージョンで利用可能になり、日本国内のユーザーも最新の Intel Xeon 6 プロセッサによる恩恵を受けられるようになりました。
具体的なユースケース #
- ウェブサーバーやアプリケーションサーバー
- マイクロサービス
- 中小規模のデータストア
- 仮想デスクトップ、エンタープライズアプリケーション
Amazon EC2 R8i および R8i-flex インスタンスが欧州(アイルランド)リージョンで提供開始 #
投稿日: 2026年02月17日
何ができるようになったのか #
カスタムの Intel Xeon 6 プロセッサを搭載した Amazon EC2 R8i および R8i-flex インスタンスが、欧州(アイルランド)リージョンで利用可能になりました。これらのメモリ最適化インスタンスは、前世代の Intel ベースのインスタンスと比較して、価格パフォーマンスが最大 15% 向上し、メモリ帯域幅が 2.5 倍になっています。
何が嬉しいのか #
メモリ集約型のワークロードにおいて、高いコスト効率とパフォーマンスを実現できます。R7i インスタンスと比較して、PostgreSQL で最大 30%、NGINX で最大 60%、AI 深層学習推奨モデルで最大 40% の高速化が期待できます。特に R8i インスタンスは SAP 認定を受けており、基幹業務の SAP ワークロードに対しても優れたパフォーマンスを提供します。
これまでとどう変わるのか #
- これまで: Intel Xeon 6 プロセッサを搭載した最新のメモリ最適化インスタンスは、アイルランドリージョンでは未提供でした。
- これから: アイルランドリージョンのユーザーも、最新プロセッサによる高速なメモリ帯域幅とパフォーマンス向上を享受できるようになります。
具体的なユースケース #
- インメモリデータベース、PostgreSQL などの高性能データベース
- SAP ワークロード
- 大規模なデータ分析
- 高いメモリ帯域幅を必要とするシミュレーション
Amazon EC2 X8i インスタンスが欧州(ストックホルム)リージョンで一般提供開始 #
投稿日: 2026年02月12日
何ができるようになったのか #
カスタムの Intel Xeon 6 プロセッサを搭載した次世代メモリ最適化インスタンス Amazon EC2 X8i が、欧州(ストックホルム)リージョンで一般提供開始されました。X8i は SAP 認定を受けており、前世代の X2i と比較してパフォーマンスが最大 43% 向上し、メモリ容量が 1.5 倍(最大 6TB)、メモリ帯域幅が 3.3 倍に拡大しています。
何が嬉しいのか #
SAP HANA や大規模データベース、データ分析など、メモリを大量に消費するワークロードにおいて劇的なパフォーマンス向上が見込めます。具体的には、X2i と比較して SAPS パフォーマンスが最大 50% 向上、PostgreSQL で最大 47%、Memcached で 88%、AI 推論で 46% 高速化されています。最大 6TB のメモリを備えた 96xlarge サイズや、ベアメタルオプションも提供されています。
これまでとどう変わるのか #
- これまで: Intel Xeon 6 搭載の最新 X8i インスタンスはストックホルムリージョンでは提供されていませんでした。
- これから: ストックホルムリージョンでも最大 6TB のメモリと最新プロセッサを活用した高性能なメモリ最適化環境が利用可能になります。
具体的なユースケース #
- SAP HANA などのインメモリデータベース
- 電子設計自動化 (EDA)
- 大規模なデータ分析基盤
- 超大規模な Memcached 構成
Amazon MQ が ActiveMQ 5.19 をサポート #
投稿日: 2026年02月19日
何ができるようになったのか #
Amazon MQ で Apache ActiveMQ のマイナーバージョン 5.19 がサポートされました。これにより、以前のバージョンと比較して複数の改善と修正が適用された最新の ActiveMQ を利用できるようになります。また、パッチバージョンのアップグレードは Amazon MQ によって管理され、スケジュールされたメンテナンスウィンドウ内で自動的に適用されます。
何が嬉しいのか #
最新の機能強化とセキュリティ修正が含まれるバージョンを利用することで、ブローカーの安定性とセキュリティが向上します。5.18 などの古いバージョンを使用している場合、AWS マネジメントコンソールから数クリックで簡単に 5.19 へアップグレードできます。
これまでとどう変わるのか #
- これまで: Amazon MQ でサポートされていた ActiveMQ の最新マイナーバージョンは 5.18 系でした。
- これから: 5.19 系が利用可能になり、より多くの改善が含まれた環境でメッセージングブローカーを運用できます。
具体的なユースケース #
- 既存の ActiveMQ ブローカーのモダナイズとセキュリティ強化
- 5.19 で導入された新機能やバグ修正を必要とするアプリケーション開発
Amazon SNS が新たに 2 つのリージョンで SMS 送信をサポート #
投稿日: 2026年02月19日
何ができるようになったのか #
Amazon Simple Notification Service (Amazon SNS) の SMS 送信機能が、アジアパシフィック(ニュージーランド)およびアジアパシフィック(台北)の 2 つのリージョンで新たにサポートされました。これにより、これらのリージョンから 200 以上の国や地域の購読者に対してテキストメッセージ(SMS)を送信できるようになります。
何が嬉しいのか #
今回の拡張により、Amazon SNS が SMS 送信をサポートするリージョンは計 32 リージョンに増加しました。ニュージーランドや台北のリージョンを利用しているユーザーは、AWS End User Messaging を通じて、より柔軟にモバイルデバイスへの通知を統合できるようになります。
これまでとどう変わるのか #
- これまで: ニュージーランド(オークランド)や台北のリージョンでは、SNS を介した SMS 送信はサポートされていませんでした。
- これから: これらのリージョンでも、他のパブリッシュ/サブスクライブ機能と同様に、SMS をメッセージ配信のターゲットとして活用できるようになります。
具体的なユースケース #
- ニュージーランドや台北リージョンで稼働するアプリケーションからの多要素認証(MFA)コードの送信
- 現地の顧客に対する緊急通知やマーケティングメッセージの配信
Amazon Aurora DSQL が IAM 認証を簡素化する Go, Python, Node.js 用コネクタをリリース #
投稿日: 2026年02月19日
何ができるようになったのか #
Amazon Aurora DSQL (Distributed SQL) への接続において、IAM 認証プロセスを簡素化する専用のコネクタ(Go 用 pgx、Python 用 asyncpg、Node.js 用 Postgres.js)がリリースされました。これらのコネクタは、標準的な PostgreSQL ドライバを利用しながら、IAM トークンの生成をバックグラウンドで自動的に処理する透過的な認証レイヤーとして機能します。
何が嬉しいのか #
開発者は、IAM トークンの生成や供給のためのコードを自ら書く必要がなくなり、パスワード管理に伴うセキュリティリスクを排除できます。また、Node.js 用コネクタは WebSocket プロトコルをサポートしており、通常の TCP 接続が制限されている環境からでも Aurora DSQL への接続が可能です。カスタム IAM クレデンシャルプロバイダーもサポートしており、柔軟な認証構成が可能です。
これまでとどう変わるのか #
- これまで: Aurora DSQL で IAM 認証を行うには、SDK 等を用いてトークンを明示的に取得し、ドライバの接続パラメータとして渡す必要がありました。
- これから: 専用コネクタを組み込むだけで、標準的な接続方法と同様の手順で、安全かつ自動的に IAM 認証を利用できるようになります。
具体的なユースケース #
- サーバーレス環境(AWS Lambda など)からの安全なデータベース接続
- TCP 通信が制限された特殊なランタイム環境からのデータアクセス
- セキュリティポリシーに基づき、静的なパスワードを一切使用しないデータベース運用
ACM がパブリック証明書のデフォルト有効期間を 198 日に変更 #
投稿日: 2026年02月18日
何ができるようになったのか #
AWS Certificate Manager (ACM) で発行されるパブリック証明書のデフォルト有効期間が、従来の 395 日から 198 日に短縮されました。これは、2026 年 3 月 15 日から施行される CA/Browser Forum の新しい要件(証明書の有効期間を 200 日以内にする)に準拠するための変更です。既存の証明書は引き続き有効ですが、更新時には新しい 198 日の有効期間で発行されます。
何が嬉しいのか #
新しい業界標準に自動的に準拠するため、ユーザー側での特別なアクションは不要です。ACM による自動更新機能も引き続き提供され、有効期限の 45 日前に更新プロセスが開始されます。また、有効期間の短縮に合わせて ACM のエクスポート可能なパブリック証明書の価格も引き下げられ、FQDN ごと 15 ドルから 7 ドルへ、ワイルドカード名については 149 ドルから 79 ドルへ値下げされました。
これまでとどう変わるのか #
- これまで: ACM で発行されるパブリック証明書は最大 395 日間の有効期間を持っていました。
- これから: 新たに発行または更新される証明書の有効期間は最大 198 日となります。また、自動更新のタイミングも有効期限の 60 日前から 45 日前へと変更されました。
具体的なユースケース #
- ウェブサービスやアプリケーションでの HTTPS 接続の維持
- ACM での証明書管理コストの低減(エクスポート可能なパブリック証明書を利用する場合)
- 最新のセキュリティ基準(CA/Browser Forum 200 日ルール)への対応
AWS Clean Rooms がリモート Apache Iceberg REST カタログをサポート #
投稿日: 2026年02月18日
何ができるようになったのか #
AWS Clean Rooms において、リモートの Iceberg カタログのフェデレーションがサポートされました。これにより、Amazon S3 に保存されリモートカタログで管理されている Iceberg テーブルに対して、テーブルメタデータをレプリケーションすることなく直接的かつ安全にアクセスできるようになります。AWS Glue のカタログフェデレーション機能を活用することで、Clean Rooms コラボレーション内で既存の Iceberg REST カタログをそのまま利用可能です。
何が嬉しいのか #
クリーンルームのセットアップが大幅に簡素化されます。例えば、自社データを AWS Glue データカタログで管理している企業と、リモート Iceberg カタログを使用しているパートナー企業が、ETL パイプラインを構築したりメタデータをコピーしたりすることなく、互いの生データを共有せずに共同分析を行うことができます。
これまでとどう変わるのか #
- これまで: リモートにある Iceberg カタログのデータを利用するには、何らかの形でメタデータを AWS Glue 等に同期させるか、データを変換する必要がありました。
- これから: カタログフェデレーションにより、管理場所が異なるカタログのデータも、Clean Rooms 内でネイティブなソースとしてシームレスに扱えるようになります。
具体的なユースケース #
- 広告主とメディア出版者が、異なるカタログ管理基盤を持ちながら広告支出の効果を共同分析する
- 複数の企業間で、メタデータの移動を最小限に抑えつつ機密性の高いデータを統合・分析する