メインコンテンツへスキップ

【AWSデイリーアップデート 1件】Amazon QによるSESメール送信分析

· loading · loading ·
kiitosu
著者
kiitosu
画像処理やデバイスドライバ、データ基盤構築からWebバックエンドまで、多様な領域に携わってきました。地図解析や地図アプリケーションの仕組みにも経験があり、幅広い技術を活かした開発に取り組んでいます。休日は草野球とランニングを楽しんでいます。
目次

AWSの基礎力をつけるためにAWS What’s Newを毎日目を通す事を始めました。 最初は日本語訳されたものを見ていたのですが、1週間ほど遅れて訳されるようなので、英語の情報を訳して整理することにしました。

本情報が役立つ人もいるかなと思い公開します。 個人的な理解なので、実際の情報は原典をあたってください。



Amazon QがSESのメール送信を分析可能に
#

投稿日: 2025年12月5日

何ができるようになったのか
#

Amazon QがAmazon Simple Email Service (SES)におけるメール送信の分析をサポートするようになりました。ユーザーは自然言語でSESのリソース設定や使用パターンについて質問でき、Qが設定の最適化や配信に関する問題のトラブルシューティングを支援します。

何が嬉しいのか
#

これまでSESの運用や問題解決にはメール送信に関する深い技術的知識が必要でしたが、Amazon Qのサポートにより、専門家でなくても対話形式で簡単にSESの運用活動を行えるようになります。これにより、設定の最適化や問題解決が迅速化されます。

これまでとどう変わるのか
#

  • これまで: SESのVirtual Deliverability Managerなどの機能を使って手動で設定を調査・分析する必要があり、メール送信の専門知識が求められました。
  • これから: Amazon Qに自然言語で質問するだけで、Qが利用パターンやリソース設定を評価し、必要な回答やコンテキストを提供してくれます。

具体的なユースケース
#

  • SESの配信性能が低下した際に「なぜメールの到達率が低いのか?」とQに質問し、原因と解決策を得る。
  • 新しいメール送信設定を導入する前に「現在の設定で推奨される改善点は何か?」とQに尋ね、設定を最適化する。
Reply by Email

関連記事

【AWSデイリーアップデート 10件】Amazon OpenSearch Serviceが自動セマンティックエンリッチメントをサポート
· loading · loading
【AWSデイリーアップデート 2件】BedrockのOpenAI API互換性向上とGraviton5搭載EC2インスタンスプレビュー
· loading · loading
【AWSデイリーアップデート 5件】Strands Agents (プレビュー) およびその他の機能における TypeScript サポートを発表など
· loading · loading