はじめに #
AWSの基礎力をつけるためにAWS What’s Newを毎日目を通す事を始めました。 最初は日本語訳されたものを見ていたのですが、1週間ほど遅れて訳されるようなので、英語の情報を訳して整理することにしました。
本情報が役立つ人もいるかなと思い公開します。 個人的な理解なので、実際の情報は原典をあたってください。
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AWS運用入門 改訂第2版 押さえておきたいAWSの基本と運用ノウハウ [AWS深掘りガイド] 単行本（ソフトカバー） – 2025/7/11
感想 #
「Amazon Connect がスレッドビューをサポートし、エージェントの返信に会話履歴を含めるように」というか今までスレッドで見れなかったんかい！超不便！AWSといえどまだまだ改善点はいっぱいあるんですね。
「AWS RTB Fabric が一般提供開始」リアルタイム入札 (RTB) ワークロード向けに設計されたフルマネージドサービスということですが、webの広告の売り買いで使われるようです。なんだかニッチな感じですが、まだまだ盛り上がる業界なんですかね。
「AWS Secret-West リージョンが利用可能に」シークレットリージョンっていうのがあるんだ！知らなかった！VPC peeringとかできなかったりするんですかね。どちらにしろ使うことはなさそう。
Amazon Aurora DSQLが欧州（フランクフルト）で利用可能に #
投稿日: 2025年10月24日
何ができるようになったのか #
Amazon Aurora DSQLが欧州（フランクフルト）リージョンで利用可能になりました。これは、アクティブ-アクティブ高可用性とマルチリージョンでの強力な一貫性を持つ、最速のサーバーレス分散型SQLデータベースです。
何が嬉しいのか #
Aurora DSQLは、ほぼ無制限のスケーラビリティと最高の可用性で、常に利用可能なアプリケーションを構築できます。インフラストラクチャ管理は不要で、アプリケーションのスケーリングと回復性を容易にします。
これまでとどう変わるのか #
- これまで
- 他のリージョンでのみ利用可能でした。
- これから
- 欧州（フランクフルト）リージョンでも利用可能になり、このリージョンで低レイテンシーの恩恵を受けるアプリケーションを構築できます。
具体的なユースケース #
- グローバルに展開するアプリケーション
- 高い可用性とスケーラビリティを必要とするアプリケーション
Amazon Connect のアウトバウンドキャンペーンがプレビューダイヤリングをサポート #
投稿日: 2025年10月23日
何ができるようになったのか #
Amazon Connect のアウトバウンドキャンペーンで、エージェントが顧客に電話をかける前に、より多くのコンテキストを把握できるプレビューダイヤリングモードが利用可能になりました。
何が嬉しいのか #
エージェントは、顧客の名前、口座残高、過去のやり取りなどの主要な顧客情報を確認し、最適なタイミングで電話をかけることができます。これにより、顧客エンゲージメントの向上と規制遵守の支援が期待できます。
これまでとどう変わるのか #
- これまで
- エージェントは電話をかける前に顧客情報を十分に確認する時間がありませんでした。
- これから
- エージェントはプレビュー時間内に顧客情報を確認し、よりパーソナライズされたやり取りを提供できます。
具体的なユースケース #
- 債権回収
- 予約のリマインダー
- マーケティングキャンペーン
Amazon Connect がスレッドビューをサポートし、エージェントの返信に会話履歴を含めるように #
投稿日: 2025年10月23日
何ができるようになったのか #
Amazon Connect は、エージェントの返信に会話履歴を含め、メール交換のスレッドビューを導入しました。
何が嬉しいのか #
エージェントと顧客の両方がやり取り全体でコンテキストと継続性を維持しやすくなります。これにより、より自然で使い慣れたメールエクスペリエンスが提供されます。
これまでとどう変わるのか #
- これまで
- メールのやり取りが断片的で、過去の履歴を追うのが困難でした。
- これから
- スレッドビューにより、会話の文脈を簡単に把握できるようになります。
具体的なユースケース #
- カスタマーサポートのメール対応
- 複雑な問い合わせの長期的なフォローアップ
Amazon DynamoDB と Amazon Redshift のゼロ ETL 統合がアジアパシフィック (台北) リージョンで利用可能に #
投稿日: 2025年10月23日
何ができるようになったのか #
Amazon DynamoDB と Amazon Redshift のゼロ ETL 統合がアジアパシフィック (台北) リージョンでサポートされるようになりました。
何が嬉しいのか #
お客様は DynamoDB の本番ワークロードに影響を与えることなく、DynamoDB データに対して Amazon Redshift で高性能な分析を実行できます。
これまでとどう変わるのか #
- これまで
- DynamoDBのデータをRedshiftで分析するには、ETLパイプラインを構築・管理する必要がありました。
- これから
- ゼロETL統合により、ETLパイプラインなしでDynamoDBのデータをRedshiftで分析できるようになります。
具体的なユースケース #
- リアルタイムでのビジネスインテリジェンス
- オペレーショナルデータと分析データの一元的な管理
Amazon EC2 I8g インスタンスが追加の AWS リージョンで利用可能に #
投稿日: 2025年10月23日
何ができるようになったのか #
Amazon EC2 ストレージ最適化 I8g インスタンスが、欧州 (ロンドン)、アジアパシフィック (シンガポール)、アジアパシフィック (東京) リージョンで一般提供を開始しました。
何が嬉しいのか #
ストレージ集約型ワークロード向けに Amazon EC2 で最高のパフォーマンスを提供します。前世代の I4g インスタンスと比較して最大60%優れたコンピューティング性能を実現します。
これまでとどう変わるのか #
- これまで
- I8gインスタンスは一部のリージョンでのみ利用可能でした。
- これから
- より多くのリージョンでI8gインスタンスを利用できるようになり、これらのリージョンで高性能なストレージ集約型ワークロードを実行できます。
具体的なユースケース #
- 高速なデータアクセスとリアルタイムのストレージレイテンシーを必要とする I/O 集約型ワークロード
- トランザクション型、リアルタイム、分散型データベース
- NoSQL ソリューション
- リアルタイム分析プラットフォーム、データレイクハウス、AI LLM トレーニングの前処理
Amazon QuickSight の新しいデータ準備エクスペリエンスが一般提供開始 #
投稿日: 2025年10月23日
何ができるようになったのか #
Amazon QuickSight は、ビジネスユーザーが複雑なコードを書かずに高度なデータ変換を実行できる、新しいビジュアルデータ準備エクスペリエンスの一般提供を開始しました。
何が嬉しいのか #
コード不要で多段階のワークフローでデータをクリーンアップ、変換、結合できます。また、データセットをソースとして利用できるレベルが3から10に拡張され、部門間で再利用可能な変換ロジックを構築できます。
これまでとどう変わるのか #
- これまで
- 高度なデータ変換にはSQLなどのコードを記述する必要がありました。
- これから
- GUIベースのビジュアルなインターフェースで直感的にデータ準備ができます。
具体的なユースケース #
- ビジネスアナリストによるセルフサービスBI
- 複数のデータソースを組み合わせたダッシュボードの作成
AWS Outposts 2UサーバーがAWS GovCloud (US) リージョンで利用可能に #
投稿日: 2025年10月23日
何ができるようになったのか #
AWS Outposts 2UサーバーがAWS GovCloud (US) リージョンで利用可能になりました。
何が嬉しいのか #
AWSインフラストラクチャをオンプレミス環境に拡張し、最大128 vCPUを提供します。低レイテンシーと厳格なコンプライアンス要件を持つアプリケーションや、ローカルデータ処理に適しています。
これまでとどう変わるのか #
- これまで
- GovCloud (US) リージョンではOutposts 2Uサーバーは利用できませんでした。
- これから
- GovCloud (US) のお客様は、Amazon EC2、Amazon ECS、AWS IoT Greengrassなどのサービスをオンプレミスで実行し、機密性の高い非機密情報を処理できます。
具体的なユースケース #
- 政府機関や規制の厳しい業界でのハイブリッドクラウド環境の構築
- 低レイテンシーが求められるオンプレミスアプリケーションの実行
AWS RTB Fabric が一般提供開始 #
投稿日: 2025年10月23日
何ができるようになったのか #
AWS RTB Fabric は、リアルタイム入札 (RTB) ワークロード向けに設計されたフルマネージドサービスです。
何が嬉しいのか #
標準的なクラウドネットワーキングコストを最大80%削減し、事前のコミットメントは不要です。また、独自のアプリケーションやパートナーアプリケーションをセキュアなコンピューティング環境に統合できます。
これまでとどう変わるのか #
- これまで
- RTBワークロードのために、自前でインフラを構築・管理する必要がありました。
- これから
- フルマネージドサービスとして提供され、インフラ管理の手間を削減できます。
具体的なユースケース #
- 広告テクノロジー企業におけるRTBプラットフォームの構築
- パブリッシャーの広告収益の最大化
AWS Secret-West リージョンが利用可能に #
投稿日: 2025年10月23日
何ができるようになったのか #
AWSは、米国政府機関向けに2番目のシークレットリージョン「AWS Secret-West」の提供を開始しました。
何が嬉しいのか #
米国西部のユーザーとミッションにクラウドサービスをより近い場所で提供し、機密性の高いワークロードのパフォーマンスを向上させます。
これまでとどう変わるのか #
- これまで
- 米国政府向けのシークレットリージョンは1つだけでした。
- これから
- 2つ目のシークレットリージョンが利用可能になり、可用性と回復力が向上します。
具体的なユースケース #
- 米国政府機関における機密性の高いワークロードの実行
- ディザスタリカバリ戦略の強化