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SQSのクオータが分かりにくい

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kiitosu
著者
kiitosu
画像処理やデバイスドライバ、データ基盤構築からWebバックエンドまで、多様な領域に携わってきました。地図解析や地図アプリケーションの仕組みにも経験があり、幅広い技術を活かした開発に取り組んでいます。休日は草野球とランニングを楽しんでいます。
目次

初めに
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キューに関連するクォータ - Amazon Simple Queue Service

Amazon SQS キューに格納できるメッセージの数は無制限です。

ほとんどの標準キューでは (キュートラフィックとメッセージバックログにより異なります)、最大 120,000 のインフライトメッセージが存在できます。

無制限なの?120,000なの? メッセージのスループットっていうのもあるけど、何が違う?

結論
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  • 無制限なのは以下
    • Amazon SQS キューに格納できるメッセージの数
    • 標準キューは、API アクション (SendMessage、ReceiveMessage、または DeleteMessage) のコール回数がほぼ無制限
  • 制限があるのは以下
    • キューあたりのインフライトなメッセージは標準FIFOともに120,000件まで
      • インフライトとは、コンシューマによってキューから受信されますが、キューから削除されていない状態
    • FIFOキューの、APIアクションのコール回数は300回/s(高スループットだと3000回/s)

整理
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積める件数は無限。土地は無限。(格納数)
依頼できる仕事の件数は時間当たり有限。※標準キューはほぼ無制限(業務依頼数)
アクティブな仕事の件数は有限。(実行業務数)

最後に
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とってもシンプルなサービスだと思っていたSQSも様々なパラメータに支えられて実現されている。
開発者に頭が下がる。

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